「弥栄整体写真集」

名古屋教室の生徒さんが整体の技を何らかのカタチで残したいということで写真を撮ったんですが、宮沢りえさんの「サンタ・フェ」よりも立派な写真集ができあがりまして、内容はまったく違いますけどその一部をご紹介いたします。
今のところ書店での販売は予定されてないんですが、教室の生徒さん用に廉価番を作りたいと考えています。
基本的にはカラー写真なんですけども、白黒だと初老のジジイでもかっこよく写ってるので、まずは白黒ジジイからです。
技の写真は出し惜しみしつつ、次から解説付きで紹介するかもしれませんし、恥ずかしいからしないかもしれません。

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「諏訪大社御柱祭り 下社山出し」

上社(前宮・本宮)に引き続き下社(春宮・秋宮)でも「山出し」が始まりました。
下社の御柱にはメドテコがないため華やかさはありませんが、最大斜度35度の木落し坂をはじめとして「山出し」と「里曳き」で3ヶ所の木落しがあり、上社よりもさらに豪快です。

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「森の間伐 お話し会」

今年は久しぶりに森の間伐”きらめ樹”を再開しようと思っていたところ、4月26日(火)に我が家のすぐ近所のオリコーヒーさんで説明会が開催されることになりました。
オリコーヒーではモーニングに前方後円墳サンドイッチを出すほどオーナーさんは古墳ファンで、「古墳にコーフン協会」名古屋支部の支部長もされていますが、今回は森の蘇りのお話しです。
日本の森は間伐をせずほったらかしにされたためかなり危険な状態で、すぐにも手入れをしなければ手遅れになってしまいます。
“きらめ樹”はメチャクチャ楽しい森の仕事ですので、ぜひご参加ください。

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「諏訪大社御柱祭り 上社山出し」

諏訪大社の式年造営御柱大祭は、まず4月2日~4日の上社(前宮・本宮)「山出し」で幕が開けました。
上社の「山出し」は八ヶ岳麓の網置場と呼ばれるスタート地点から御柱街道を約12㎞曳行して御柱屋敷に向かいます。
途中にはいくつもの難所や見せ場があってここぞ技と度胸の見せどころですが、氏子さんたちは皆さんカッコよかったです。

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「近江と若狭」

昨年12月、諏訪関連から甲賀三郎や兵主神(ひょうずしん)を調べに近江へ行きましたが、今回は諏訪とは別に琵琶湖の湖西地区を訪ねました。
近江国の高島市は何とものどかな湖岸沿いにありますが、古代は栄えたクニがあったのでしょう、鴨稲荷山古墳からは素晴らしく美しい金と銅の装飾冠(※写真1)や装飾履が出土しています。
高島歴史民俗資料館ではレプリカの展示でしたが、何でこんな山あいの静かな町からこれほどの装飾品が出てくるんだ、と驚きです。
これは朝鮮半島の加耶国(またの名を任那=みまな)の影響を受けた製品らしく、またこの地は第26代継体大王の生誕地とも伝えられているので、古墳の被葬者は大和や河内の有力者と深いつながりがあったのでしょう。

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[骨の妙味 45]

頭蓋骨ついてが続いていますが今回も頭です。
「小籠包」や「中央フリーウェイ」は頭皮がブヨブヨしてる場合に有効ですし必要でもあるんですが、前頭部がガチガチに固くなっていたりオデコの両ふちがコブのように盛り上がってる人には「UFOキャッチャー」がとても効果的で…………「小籠包」とか「中央フリーウェイ」とか「UFOキャッチャー」とか、ヘンテコな名前がたくさん出てきてますが、すべて大脳の緊張をゆるめるためのマトモな技の名前でして、決して怪しい団体ではありませんし心霊治療でもなければ霊感商法などの物売りでもありませんので、そのあたりは誤解のないようお願いします。えっ、充分に怪しいってか?

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「諏訪古事記 その13」

例えばの話ですよ。
古事記では諏訪湖を「州羽の海」と記しています。
山口県の旧国名「周防(すおう)」と長野県の「諏訪」は語源が同じだとの説もありますが、それはともかくとして現在は”スワ”と発音する「諏訪」の元は”スハ”だったようでして、音霊的には「命がある」「生きている」ことを表している言葉が地名になったのかも…………

スーッと吸って、ハーッと吐く。
吸うの”ス”と吐くの”ハ”でスハ。
「スハ」とは呼吸をしている状態を表した言霊ならば、命ある限り人も山の獣も諏訪湖の魚も”スハ”を繰り返します。
木々や草花も生きていれば”スハ”を続け、ひょっとして鉱物にさえも古代人は”スハ”を感じていたのかもしれません。「諏訪」の語源を古代朝鮮語とは切り離して考えたうえに例えばの話ですけども。

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[骨の妙味 44]

特に悪いところもなく元気そうに学校や会社へ行っているのに、身体を触ると頭でも背骨でも骨盤でも「痛い痛い痛い」と痛がる学生や若い社会人が増えています。
実際に何かの病気ではないんですが、とにかくどこであっても軽く触れただけで痛がって、そのくせ勉強も仕事も頑張っちゃうので、家族からすれば心配でしょう。
「あーんた、どこか悪いかもしれんのだで、病院へ行って検査してもらいなさい」
「大丈夫だって」
「そんなこと言って、病気になっても知らんでね」
「わかったわかった。そのうち行くわ」
まぁ、お母さんに病院へ行けって言われても、本人は日常生活に支障があるわけではないので行くわけないわなぁ、病院なんて。

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「諏訪古事記 その12」

諏訪大社の上社(前宮・本宮)が御神体と仰ぐ守屋山は、イスラエルのモリヤ山との関係性が指摘されますが、たしかに同じモリヤ山ですし、また同時に守屋山は物部守屋とも結び付く理由がたしかにあるため、そのあたりはとても気になるところです。
しかし今回はもう少し学術的な話になりまして、守屋山の山麓標高835メートル付近のフネ古墳では、副葬品として2本の蛇行剣が出土しています。
※守屋山の山頂は標高1650メートルで、諏訪湖の湖面は現在標高759メートルです。

蛇行剣とは全体がクネクネと3~6回屈曲した剣で、1959年の発見当時は全国でも5例ほどしか見つかってなかったため、用途は謎に包まれていました。
写真1:出土したときの様子
写真2:左の2本が蛇行剣で、一番左側の剣はカーブがはっきりしています。

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「東京整体教室のご案内」

「家族にしてあげられる主婦のための整体教室」5級クラスがますます進化して、6月から第2期東京教室がスタートいたします。
肩甲骨(健康骨)についての技術も大脳の緊張への対処法もさらにバージョンアップしました。
肩甲骨の可動性は健康に大きな影響を与え、大脳の緊張は運命さえも左右することを体感していただき、家族には何をどうしてあげればいいのか。しっかりと、そして楽しく学んでいただけます。

まったくの初心者でも大丈夫。なんの心配は要りません。少人数制ですので一人一人にやさしく親切ていねいにお教えいたします。
また、お一人でも安心して参加していただけます。きっと楽しいクラスになるでしょうし、たった6日間のコースですが生涯の財産にしていただけるはずです。

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