4月の「山出し」と5月の「里曳き」で諏訪大社の御柱(ミハシラ)大祭は終了しましたが、次は各地区にある神社の御柱(オンバシラ)祭りが始まり、それを小宮御柱祭りと呼びます。
小宮御柱祭りの規模は大小さまざまで、ほんの小さな祠でもそれぞれに4本の御柱を建てるため、それはそれは微笑ましい限りです。
小宮御柱祭りをおこなうのは小さな祠まで含めると300社を超えますが、中には諏訪大社に引けを取らないいほど立派な御柱を建てる神社もあります。
すでにいくつかの神社で新しい御柱が建ちましたが、今回は茅野市玉川地区の壺井八幡神社で御柱を曳かせていただけることになり、オリジナルのハッピに地下足袋で参上です。
そして総代さんの配慮で、なんとなんと憧れのメドテコに…………
「数霊セミナー&ワーク」
9月22日の秋分に名古屋です。正確には名古屋の東隣りの日進市です。
“にっしん”といっても市民はいつもカップヌードルばかり食べてる訳ではありません。それは日清ですし。
さて、主催者さんからの案内文をそのままお伝えしますのでご覧ください。
ランチをはさんでたっぷりと時間を用意していただきましたので、いろいろなワークもやってみましょう。
まだ数霊ワーク未体験の人はぜひご参加ください。楽しいですよ。そして笑えます。感動もしていただけると思います。
※申し込みは数霊屋総本家ではありませんので、どうぞお間違えのないようお願いいたします。
「諏訪古事記 その14」
今回のテーマは薙鎌です。”なぎがま”と読みます。
諏訪では御柱大祭におけるいくつかの神事で薙鎌を使いますが、薙鎌は一般的に風を鎮めるための道具でして、諏訪以外でもその風習は残っています。
諏訪の場合、秋の台風シーズンになると薙鎌を木の棒に打ち付けて屋根の一角に立てたり、風の強い日には竿の先に結び付けて軒先に立てたりしました。
法隆寺の五重塔にもてっぺん近く(九輪と呼びます)に4本のカマが打ち付けてあり、それも風鎮めのためだとか。
ですが諏訪においての薙鎌は風鎮めのためだけの道具ではありませんで、それがあまりにも謎なので茅野市の薙鎌職人さんを訪ねました。信州鋸(のこぎり)の職人さんなんですが、諏訪地方では2人しか残っておらず、迷惑を承知で工房へ押し掛けまして……………
「諏訪古事記 番外編その11」
静岡県御前崎市の”桜ヶ池”では、お米を詰めたお櫃(ひつ)を池底の龍神にお供えするお櫃神事で、池に沈めたお櫃が諏訪湖に浮かび上がるという言い伝えが残されています。
また、真意はどうあれ静岡県浜松市の岩水寺裏手の洞窟も諏訪に通じていると、文献に残されているそうです。
逆に、諏訪大社の摂社で茅野市にある葛井(くずい)神社では、大晦日におこなう神事で神社の裏にある清池に投げ入れた弊帛(へいはく)・榊や柳の枝・柏の葉が翌朝には遠江(静岡県西部)の”さなぎ池”に浮かぶとの伝承が残されています。ただし、その”さなぎ池”がどこにあるかは判っていません。
「諏訪大社御柱祭り 上社宝殿遷座祭」
6年15日の上社宝殿遷座祭をもちまして、6年に1度の諏訪大社式年造営御柱大祭が終了しました。正式には”ミハシラ”であり、”オンバシラ”は通称ですので、式年造営ミハシラ大祭と読みます。
この行事、現在は宝殿のみを建て替えて遷座をしていますが、かつては宝殿以外にも建て替えてをおこなっていたようです。
実は式年造営御柱大祭は本来ですと宝殿の建て替えがメインの行事でして、ですから下社も里曳き前日の5月13日に宝殿遷座祭をおこなっています。
それで、妙な話なんですけどオンバシラの建て替えはそれに付随する神事なんですって。今となってはオンバシラ祭りに軒を貸して母屋を取られたみたいになってますけど。
「続・諏訪大社御柱祭り 下社里曳き」
諏訪大社では本宮・春宮・秋宮の場合、つまり前宮以外のすべてですが、三之御柱と四之御柱は社殿裏側の立ち入り禁止区域に建てられているため御柱祭りでしか御柱に近づくことができませんし、御柱祭りであっても氏子以外はその場に行けません。
ですが以前から三之御柱や四之御柱エリアへ入りたかったのでどうしたもんかと思っていたところ、秋宮三之御柱の建御柱(たておんばしら)に潜入できてしまいました。
何しろこちらはハッピ姿に足元は地下足袋なので外見的には氏子そのものですし、潜入後にですが区長さんに挨拶したらとても歓迎してくださり、氏子じゃないのに堂々と、しかも最前列で御柱が建っていく様子を見学することができました。
実は上社の里曳きで、本宮三之御柱の建御柱に潜入しようとするも警察に阻まれて失敗した経緯がありまして………
「諏訪大社御柱祭り 下社里曳き」
とうとう諏訪大社の御柱祭りも大詰めになり、下社(春宮・秋宮)の里曳きを残すのみとなりました。
下社の境内に御柱が建つと、あとは上社本宮で6月15日におこなわれる宝殿遷座祭にて6年に1度の式年造営御柱大祭が終了します。
秋宮一之御柱と二之御柱の曳行長は愉快な笠原大総代なので、氏子さんと同じ子綱を用意していただくようにあらかじめ電話でお願いしておき、秋宮二之御柱を曳くことができました。
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数霊屋総本家 管理人
「続・諏訪大社御柱祭り 上社里曳き」
♪モミの大木
里にくだりて神となる
山から切り出されたモミの大木は里にくだりて神となります。
御柱が建てられ、そのてっぺんに御幣が打ち付けられることで上社(前宮・本宮)8本の御柱が神になりました。
「諏訪大社御柱祭り 上社里曳き」
いよいよ上社(前宮・本宮)の境内に新しい御柱が建ちました。
「山出し」で御柱屋敷に曳きつけられた御柱は氏子さんの手で美しく仕上げられ、「里曳き」ではそれぞれの社境内へ向かって出発するんですが、「山出し」とは違ってずいぶんゆるやかな雰囲気なので、氏子さんたちも祭りを楽しんでました。
曳行はまずは本宮一之御柱から出発し、本宮二之御柱、本宮三之御柱と続き、本宮の4本が出たあとに前宮の四本が出発です。
曳行はそれぞれの御柱を2000人~3000人で曳きまして、地区によっては氏子以外でも曳くことができるため、衣装が山吹色の中洲・湖南地区が曳行する本宮二之御柱を1㎞ほど曳かせてもらいました。