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手長神社オンバシラ祭り part 3

階段登りが終わった後、境内に植えられた梶の木を見つけたので葉の写真を撮っていました(写真1)。

梶の葉は諏訪大社の神紋になっていますが、手長神社も梶の葉を大切にされていて、5年ほど前に当時の宮坂宮司から梶の葉を描いた土鈴をいただきました(写真2)。

以前、宮坂さんは手長神社と八剣(やつるぎ)神社の宮司を兼任されてましたが、現在は八剣神社に専念され、毎年冬になると凍った諏訪湖に御神渡り(おみわたり)が出たか否かを認定されるのがこの宮坂宮司さんなんです。
めっちゃ面白いんですが、諏訪ではとっても偉~い人なんですよ。

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手長神社オンバシラ祭り part 2

18日の山出しは早朝から、小雨・曇り・晴れ・小雨・曇り・晴れの繰り返しで、ついに午後3時ごろにはドシャ降りになってしまいました。なので小降りになるまで近くの軒下へ待避。
道路が濡れるとオンバシラが路面をツルツル滑るので恵みの雨でもあるんですけどね。

そして24日、里曳きの初日です。天気予報では台風の影響で午前中は大雨ですって。またドシャ降りか。
あらかじめカッパを用意し、手袋も地下足袋も防水スプレーでしっかり対策して諏訪へ向かいました。
雨の中の曳行は大変ですけど、濡れた路面をオンバシラが走って楽なので…………あれ?
ピーカンじゃんか。快晴です。日本晴れだぞ。そして暑い!

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手長神社オンバシラ祭り part 1

6年前、諏訪大社のオンバシラ大祭が終わった後、各地域の神社でおこなわれる小宮オンバシラ祭りに10社ほど参加させていただきました。
どこの小宮オンバシラも楽しかったんですが、中でも上諏訪の手長神社は国道を全面通行止めにするは、里曳きは初日も2日目も踏み切りを渡るは、空が暗くなるのを待って提灯片手に200段の急な階段を曳き上げるはで、次回も絶対に参加したい小宮オンバシラでした。

そんな訳で今回、9月18日の山出しと24~25日の里曳き、フル参加させていただきました。ある氏子さんの従兄弟ということにして。

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ハチの保冷剤?

いつもハチの散歩ですれ違うワンちゃんが、首に細長い保冷剤を巻いてました。犬用のものらしいです。

どこで買ったのかを飼い主さんにお聞きしたところ、もうどこの店も品切れ状態らしく、3千数百円ぐらいのものがネットで5千~6千円で転売されてるとのこと。それはちょっと高すぎて買いたくありません。

で、ひょっとしたらと思い近くのホームセンターへ行ったところ、やはり犬用のものは売り切れてましたが、人間用のものがレジ横に置いてあり、女性用が1280円。男性用が少しだけ太くて1380円。

これでいいんじゃないのか?

というわけで女性用を買い、首ではなく胴体にはめたらピッタリでした。
犬用と人間用では機能性が多少は違うんでしょうけど、アスファルトの照り返し熱が少しはやわらげばそれでいいや。安くつきました。

22622

“11311”のあの日から11年3ヵ月と11日。

“11311”の2倍にあたる“22622”=(20)22年6月22日を前にして、災害を心配するのではなく、被災地岩手県出身の大谷翔平選手や佐々木朗希投手の活躍を期待していました。

そしたら大谷選手は日本時間の22日、4打席連続ではなかったですけど3ランホームラン2本を含む8打点、佐々木朗希投手も日本最速こそ出ませんでしたが9奪三振で6勝目。

良かった良かった。それに大きな災害は起きなかったし、と思っていたらアフガニスタンで深刻な地震が起きてしまいました。

地震の発生は現地時間で“22622”の午前1時24分のことで、日本ではこの日に改選124議席を狙い第26回参院選の公示がありました。

“124”について考えてみます。

22622と二二八八

6月になりました。
(20)22年6月22日の[22622]は、あの(20)11年3月11日の[11311]に対してちょうど2倍の日になるため、数霊的には気になる並びです。
ただし、だからといって悪いことが起こる予言なんかではありませんからね。
ひょっとしたら岩手県出身の大谷翔平選手が4打席連続とかでホームランを打つかもしれないし、同じく岩手県出身の佐々木朗希投手が最速記録を更新するかもしれないので、悪いようには考えてません。
ちなみに佐々木朗希投手の誕生日は11月3日[113]です。だから何ってことはないんですけど。

それで、8月は12年ぶりに[二二八八]がやってきます。
“二二八八れ十二ほん八れ(富士は晴れたり日本晴れ)”の[二二八八]です。

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2022 下社”里曳き”

5月14~16日は諏訪大社の下社(春宮・秋宮)でオンバシラ大祭の”里曳き”がおこなわれますが、下社の場合は参加するのにリストバンドが必要になりまして、 氏子でさえも事前申し込みをしていなければリストバンドがもらえず参加ができないんです。
上社(前宮・本宮)の場合は法被だけで何とかなり前二(前宮二之御柱)を曳くことができましたが、あぁ今度こそ本当にマズい。法被・腹かけ・地下足袋の姿で氏子のフリをしても無理だ。あきらめておとなしくしてなければいけません。してます。してようかな。してました。午前中は。
そして2日目の最後にとんでもないことが起きてしまいまして、まさかまさか予想外の展開が!

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2022 上社”里曳き”

諏訪大社のオンバシラ祭りは「式年造営御柱(みはしら)大祭」が正式な名称で、6年おきの寅年と申年におこなわれます。
4月の”山出し”は上社(前宮・本宮)も下社(春宮・秋宮)もトレーラーでの運搬になってしまいとても残念でした。
そして5月。3~5日は上社の”里曳き”で、人力で曳くことになりました。

しかし、綱を曳く氏子は事前に申し込みが必要で、それをしてないと参加できないとのこと。もちろん氏子以外は参加が不可能なので、仕方ないから今回は見学だけにしておとなしくしてましたよ、初日は。
茅野駅前のホテルからオンバシラがスタートする場所まで徒歩で行き、オンバシラがちっとも動き出さないため、前宮で建てオンバシラの準備をしている知人に会いに行ったり、神長官守矢史料館の館長を訪ねたり、本宮参道のオヤジさんの店へビールを飲みに行ったりして歩き続けたため、この日の歩いた距離はナント24㎞!
地下足袋を履く左足のカカトに豆ができてしまいました。

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法被が完成

今年2022年は諏訪大社で6年に一度のオンバシラ大祭。
やっと新しい法被が出来上がりました。

法被だけでなくTシャツやウインドブレイカーもすべて新しくしてやりました。

本来はもっと早く出来ていたはずなんですが、何しろコロナ騒動で4月の「山出し」は上社(前宮・本宮)も下社(春宮・秋宮)もオンバシラをトレーラーで運搬することになる始末。

戦時中でさえ人力で曳行していたのに、1200年を超える歴史の中で初めてのことです。

「山出し」とは、オンバシラを山奥のオンバシラ置き場から人里まで曳行することで、それをトレーラーで運んじゃったもんだから、途中の急坂でオンバシラを滑り落とす「木落し」も、オンバシラごと川に突っ込む「川越し」も中止。
特に「木落し」はこの6年間ずーっと楽しみにしていたのにがっかりで、それで法被の製作も遅くなっていたんです。

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原田泰治美術館

3月2日、諏訪出身の画家原田泰治さんが亡くなりました。
諏訪湖畔に美術館があるんですが、原田さんの作品をご存じですか?

素朴画家を名乗っておられるだけあって、日本の原風景を描いた作品はとてもとても心の奥深くに響き、懐かしき昭和の時代を思い起こさせてくれます。

今年は6年に一度のオンバシラ大祭ですが、コロナ騒動により4月の「山出し」はオンバシラをトレーラーで運ぶことが決まりました。
ですからオンバシラが急斜面を滑る木落しや、氏子ごと川に突っ込む川越しも中止です。あーあ、せっかく新しいデザインで2022年バージョンの法被を用意したのに。

ですが5月の「里曳き」は通常通りに開催される可能性が残されていますし、諏訪大社のオンバシラ大祭が終われば各地域の神社300社ほどが6月~11月にかけてオンバシラを曳き建てます。
どちらかといえばそっちの方が楽しいですし、そのへんにいる誰か偉そうな人にお願いすれば一緒に曳かせてくれるかもしれませんので、諏訪へ行ったらオンバシラついでに是非とも原田泰治美術館へも寄ってみてください。