日々是白馬村 part 78

9月1日、白馬村で暮らし始めて4年目に入りました。これですべての季節を3度ずつ過ごしたことになり、雪国における四季のリズムがある程度は身体に染み込んだように感じてます。
夏に関しては3度目も35度を超す猛暑日は一度もなかったので助かりました。けどやっぱり暑い。それに麗しきアルプスはずーっと雲の中。ときどき晴れ渡る早朝の散歩が一番の楽しみでした。
熊さんと出くわさないよう周囲を気にしながら松川の河原へ(写真 1)。

令和8年9月8日。
898で「ハクバ」の日なので、何かしら特別なイベントでも企画されてるんじゃなかろうかと役場の総務課に問い合わせたところ、何もありませんでした。
898は「ハクバ」だけじゃなく「ヤクバ(役場)」とも読めるので、役場の職員だけでタコパーとかするのかもしれない。今日はオレたちの日だぜベイビー、って。

898イベントの代わりではないんですが、8月末のストリートフェスでは89.8㍍の流し蕎麦を今年もやってたようです。
89.8㍍だから「ハクバ」なのは判るんですけど、小数点が気になりませんか?
小数点の存在を気にしなくてもいいのなら8.98㍍でも「ハクバ」になるし、8.98㍍はイコール898㎝なので小数点がなくなってスッキリしますよね。けど9㍍弱ではつまらないから来年は898㍍でやってみてはいかがでしょうか。流し始めは八方のローソンあたりになると思います。

このフェスは今年で4回目になり、第1回目はボクが白馬村へ移住した翌日(9月2日)だったので覚えてます。白馬村で初の歩行者天国だったんですって。毎年の恒例行事にしたいんでしょうけど夏は暑いので秋に変更しませんか。
知人が何人か出店してるので曇りだったらハチと散歩がてら遊びに行こうかと思ってたんですけど、朝から晩まで雨でした。
天気が良ければ会場の駅前通りはこんな景色です。写真は5月に撮ったものなのでまだアルプスの残雪が多いけど(写真 2)。

イベント会場から徒歩2分のところには足湯もあります。家から徒歩で行ける近所に足湯が複数箇所あるのって、考えてみると贅沢なことですね。当たり前すぎて今まで考えたことなかった。
お盆に来た孫も浸かってました(写真 3)。

駅前通りのジェラート屋さんが知らぬ間に自動販売機の店になってました。自動販売機を売ってるのではなく、店内に自動販売機が並んでるお店にです。
ハチを抱きかかえて店内へ入ってみたら自販機で毛ガニが売られてた。6500円。
えっ、毛ガニ。ナンデ?
それにカニめし弁当もあります。山陰鳥取かにめし、2200円。
イタリアンや韓国風の料理も並んでいて、今は何でもあるんですね(写真 4)。

part 45で紹介したサソリやタランチュラやコオロギのお菓子自動販売機はいつの間にやらなくなってました。

お盆休み中のある早朝、白馬駅前にトゥクトゥクが停まってました。後部座席の横には日本一周中の札が掛かっていて、なんだか楽しそうなことしてますねぇ。
ジロジロと車体を眺めていたら二人の男性が戻ってきました。どうやら持ち主のようです(写真 5)。

話を聞いてみると、今日は七尾まで行くそうで……………七尾って石川県の?
ここから北へ向かって糸魚川(新潟県)まで行き、西に進路を変えて富山県をほぼ横断したら再び北上してやっと七尾です。
「トゥクトゥクであんな遠くまで行けるんですか、今日中に?」
と失礼なことを聞いてしまいましたが、なんとトゥクトゥクは高速道路を走ってもいいそうです。驚いた!
シートベルトは運転席にも後部座席にも付いていません。ヘルメットも必要ないんですって。それで高速道路が走れてしまうだなんて、恐るべし、トゥクトゥク。
屋根にタクシーの行灯みたいなものが取り付けてあり、そこには亀のイラストとタートル・アドベンチャーの文字が。お店か会社の名前なのでしょうか。
後部座席の男性は全身を毛布でグルグル巻きにして出発して行きました。やっぱり楽しそうじゃないですか。道中長いのでどうぞお気を付けて。

結局、今年もクワガタを捕まえることができませんでした。道で拾ったコクワガタはすでに死んでいたし。
駅前で客待ちをしてるタクシーの運転手さんの中にクワガタ博士いて、オオクワガタを譲ってもらいたかったけどタイミングが合わない。縁がないのだ。
ボクは以前、こんな子たちを飼っていたんです(写真 6・7・8)。

写真の子たちはすべて海外からの子で、3匹並んだ写真は右から
アゴが長~いエレフスホソアカクワガタ。スマトラ島からやって来ました。
金色ボディのローゼンベルグオウゴンオニクワガタ。ジャワ島の青年です。
2トーンカラーが粋ですよね。ルデキングツヤクワガタもスマトラ島の出身です。

金色ボディのオウゴンオニクワガタは本当に可愛い子でした。とても性格が良く、これまで海外のクワガタやカブトムシを30種類以上は飼ってきましたが、ダントツのお利口さんでした。
ルデキングに似て同じく2トーンボディのクワガタで、たしかセアカフタマタクワガタだったように記憶してますが、それはそれは手に負えないチンピラもいました。チンピラというより凶暴な半グレといった方が正しいかもしれない。日本にはあんな半グレ昆虫はいません。

黒い大型の2匹はインターメディウスオニツヤクワガタ。パラワン島から来てます。
100ミリ近くあるのでクワガタ界のラブラドールレトリバーといったところでしょうか。とにかくデカかった。

最後のテカテカはカメルーン(またはコンゴ)からやって来たタランドゥスオオツヤクワガタと申します。この子はずーっと憧れの存在でした。
全身がテッカテカに光っていてダースベイダーにそっくりなんですけど、おとなしい子でしたよ。

写真はありませんけど、カブトムシはゴホンヅノカブトが一番可愛かったです。
コーカサスオオカブトやネプチューンオオカブトはカッコいいけど痛いです。遊ぶと必ず手を怪我をします。

以上、9月に入ってもアルプスは雲に隠れたままで、週間天気予報も曇りや雨のマークばかりが続いてます。しばらく景色の写真は撮れそうにないので今回はクワガタ話題で間に合わせました。