移住前 part 3

本日(8月24日)、晴れて長野県民になりました。
引っ越しは8月31日なので、白馬村への転入は9月1日にしようと思っていたんです。
別に新学期に合わせるとか、関東大震災から100年だからとかではなく、ボクが生まれた1963年10月17日は旧暦だと9月1日の新月でした。
生まれたのが旧暦9月1日なので、還暦前の白馬村移住は新暦で9月1日にして、ついでに引っ越しの8月31日は満月なので、生まれた日の新月、晩年の大冒険の始まりが満月。旧暦と新暦、新月と満月が対称的になって面白いやと思っていたんです。
で、引っ越し前にしておきたい手続きがあったので白馬村の役場へ行って事情を説明したところ、9月1日に転入するなら9月1日以降じゃないと転入手続を提出できないらしく、そうなると白馬村の住民票や実印の印鑑証明も9月1日からしか発行されなくなってしまいます。それだと困るんですよ。

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移住前 part 2

実はですね、白馬村は人気がありすぎて住宅事情が大変なことになっているんです。賃貸物件も他の町に比べてベラボーにお高いし狭いし。
ですが白馬村には半世紀近くも憧れ続けているのでとりあえず割高のアパートを借りました。自分への還暦祝いです。ついに10月で還暦を迎えまして、文句なしにジジイですね。白馬のお爺様です。

それで何年か暮らしてみて、その間に晩年をどうするのか考えてみます。そのまま白馬村で終の棲家を探すか、あるいは大町市や池田町か松川村あたりで中古物件に移るか。
今回は白馬村以外でもいろいろ賃貸物件を見て回ったんですが、ある程度は手直しが必要な物件の場合、土地付きの古い家屋で180万円とか280万円でもあったんです。ただしトイレやお風呂はそのまま使うにはちょっと問題ありでしょうけども。
なので100坪ぐらいの土地にそこそこ新しい家屋で800~1200万円ぐらいの物件のほうが、結局は暮らしやすいかもしれませんね。

池田町の物件には驚きました。2棟続きの立派なお屋敷で(少なくとも)10LDK以上はあるであろうバカ広さに加え、大きな屋根付きの駐車場、庭、窓からの絶景が付いて家賃が8万3千円でした。
少し高台にあるため景色を遮るものはなく、高瀬川越しに広がる北アルプスは本当に素晴らしく、白馬村の1DKの家賃よりもあきらかに安い!
というか、東京か、白馬村は。
けどその物件、ペット不可だったので諦めました。

とはいうものの、もしその物件を借りたとしても、窓から北方向に見える白馬三山【白馬鑓ヶ岳(はくばやりがたけ)・杓子岳(しゃくしだけ)・白馬岳(しろうまだけ)】を目にするたびに、結局は白馬村への想いが深まるだけだと思います。

初めて白馬村を訪れたのは5歳のころ。
小学6年生からはスキーの合宿で毎年白馬村や大町市を訪れ、高校を卒業するまで続きました。
愛知県の場合、国体予選やインター杯予選が白馬村のスキー場でおこなわれていたため、高校生のころは1月なんて学校へ行かずにずーっと白馬村で過ごしてましたし。
大学へはアルペンスキーのスポーツ推薦で入学したんですが、音楽をやりたくて1年で中退。
ですが社会人になっても避暑は白馬村、スキーも白馬村。
健太が小学生になると、やはり夏休みは白馬村で川をくだるラフティングとか白馬47スキー場でマウンテンバイクのダウンヒル、熱気球に乗ったり川で魚を捕まえたり森でクワガタを探したり。冬休みはもちろん白馬村のスキー場巡り。八方尾根、岩岳、五竜遠見、白馬47、さのさか。
こんなに大好きな白馬村なんだから、いつかは暮らしてみたかったんです。

今や白馬村はオーストラリア人と中国人が村民の1割を占めていて、そうなるとナゼ日本人のボクが白馬村で暮らせないのか悔しさがつのるばかりなので、家賃が高かろうが部屋が狭かろうが、とにかく老犬ハチを道づれにしばらくは白馬村で暮らしてみます。

移住前 part 1

移住先を白馬村に決める前に、他のエリアへもあちこち足を運びました。
白馬村からさらに山奥へ入った小谷(おたり)村や、白馬村と戸隠の中間あたりにある大自然豊かな小川村なども役場へ話を聞きに行ってみたんです。
けど、品揃えが充実しているスーパーや酒屋がないためボクには田舎すぎて無理でした。ボクの場合、農業をしながら田舎暮らしがしたいわけではないので。
むしろ子供のころからいつも田んぼの田植えや稲刈り、畑では土を耕し、里芋・ジャガイモ・薩摩芋やゴボウ・大根・ニンジンを掘り出したり、枝豆や落花生をむしり取ったりと農作業を手伝わされていて、幼いころは楽しかったんですが中学生になったころからはそれがイヤでイヤで仕方なくなり、今後も米や野菜は農作業が好きな人が育てたものを買います。米や野菜だって楽しく作業する人に育ててもらった方が嬉しいに決まってますし。
とはいっても子供のころ、イチゴ・スイカ・プリンスメロン・ぶどう・柿・イチジク・ザクロなどは食べ頃になるのが楽しみでしたし、トウモロコシや青臭いトマトも収穫が嬉しかったです。薄紫色のアケビを採りに山へ入るのもワクワクでした。
って、マジで農家の息子でしょ。西暦2000年ごろ区画整理が本格的に始まるまでは、大小さまざまな田んぼをトータルで3000坪近く田植えや稲刈りをしていましたので、イセキの農機具なんてお手のものです。

ちなみに小谷村は、諏訪大社のオンバシラ祭り前年に薙鎌(なぎがま)神事をしておりまして、こんな感じで薙鎌を御神木に打ち付けます(写真:1)。一見するとちょっと怖いですけども、歴代の薙鎌はには深い意味が込められています。

その小谷村の栂池(つがいけ)自然園へは紅葉の時期に行くとこんな景色が目の前に広がっているんです(写真:2)。めっちゃ美しいでしょ。

また、小川村からの景色も素晴らしく、農業をしながら田舎暮らしをしたい人には最高の環境かもしれません(写真:3)。

白馬村に戻りまして、村にある3軒のスーパーすべてを見て回りましたがどこも驚くほどの品揃えで、しかも夜11時まで営業してました。都会か!

移住先については他にも安曇野市や大町市の市役所へ寄ったり、安曇野市と大町市にはさまれた池田町や松川村も景色は素晴らしいのですが(写真:4)、やっぱり移住先は半世紀近く憧れ続けている白馬村にしました。

けどですね、もしご家族で移住を考えていらっしゃるのなら、池田町と松川村がイチオシです。
やがてはボクも……………

弥栄整体5級教室 鎌倉6期(2023年 8/27から5回)

鎌倉教室も6期目になりました。
9月から白馬村へ移住するため、1回目は名古屋駅から、2回目以降は長野駅から新幹線に乗ることになりました。
長野駅から東京までの車窓が楽しみです。
すでに申し込みをいただいているため、あと2~3名様ですが、メチャクチャ楽しいので興味をお持ちでしたら是非ともご参加ください。
以下、主催者さんからの案内です。

⬇️
8月から整体を学んでみませんか?
カンタンで誰でもできるのに、とても効く。一生モノの知恵と手わざが学べる5日間講座。この講座が終われば、あなたもご家庭プチ整体師。頭から足まで、ひととおりの施術ができるようになりますよ💙人をととのえてあげると、すご〜く喜んでもらえる。仲間で互いに癒しあう。与えることで、与えられる歓び。あなたのすこやかに生きる人生のはじまりです。鎌倉5級6期となる今回は、肩甲骨や頭といった弥栄整体が得意とする基本メニューに加え、時代的に必要性が増している目の疲れからくる偏頭痛や胸筋の緊張による免疫力の低下への対処法なども新たにメニューに加わる予定です。
教室は名古屋から深田先生をお招きして開催します。日本中で大人気の先生にお会いし、直接学べる貴重な機会。よかったら、ぜひこのご縁をいかしてみてくださいね。

・・・
☆日時
8月27日(日)
9月10日(日)
10月8日(日)
10月22日(日)
11月5日(日)
★毎回9時30分~16時30分まで*9/24(日)9時30分〜12時30分は練習会(任意参加)の予定です。

☆会場
鎌倉市小町1ー8ー21(3階)
☆持ち物
筆記用具、ブランケットとバスタオルを各1枚ずつ
飲み物とお弁当と好きなお菓子。

☆講師
弥栄整体 深田剛史先生

☆定員
10名*残席わずか。なお、11月にも5級教室を予定しています。☆参加費
8万円(テキスト代込み)
*教室にご持参ください。必要に応じて分割払いもご相談いただけます

☆お申し込み
下記QRコードからお申し込みください。

パソコン等の方はこちらのリンクから

☆お問い合わせ
めぐらせ寺子屋 菱山 info@machi-ok.life主催:まちごとオーケストラ@鎌倉人に生きる希望の灯りを灯す。そんな住民協働活動づくりをしています。めぐらせ寺子屋は”あなたと仲間と地域”をめぐらせる、まちごとオーケストラの認定部活動です。

白馬村へ越す床

コロナ騒動で講演会や整体教室がほとんど中止や延期になり、だったら白馬村へ移住してやろかと考え始めてはや3年。
そして我が家から北へ300メートルにコストコがオープンしやがったので、絶対に寝床を引っ越してやると決意して丸2年。
今でも週末はコストコ渋滞が激しくて腹立たしいのですが、とうとう越す床先が決まりました。
9月からはついに望み続けた長野県民になります。
白馬村の小さなアパートへハチを連れて越す床することになりました。

ちなみにコストコの手前、我が家から北へ200メートルにビッグモーターが出店予定でしたが、「近日オープン」と「スタッフ募集」の大きな看板が消えました。
あの土地、区画整理組合が管理する保留地をビッグモーターが坪40万円で買い取り、すでに支払いは終わってるはずだからどうするのでしょうね。
ビッグモーターがその土地に出店を決めた理由はただひとつ。
我が家から北へ100メートルに、中古車販売の大手ネクステージが3600坪の土地を賃貸契約して昨年8月にオープンしたんですが、ネクステージだけには負けたくないとの対抗心から道路を挟んで反対側の土地をわざわざ買い取ったんだそうです。それでこのザマ。ご苦労様でした。

話を戻しまして、今後の白馬村話題は新コーナー【日々是白馬村(ひびこれはくばむら)】にてお届けいたします。
名古屋の暑い夏よ、さらば。

[骨の妙味 49]

ヘバーデン結節のお話しです。
ヘバーデンかスウェーデンか武勇伝か知りませんけど、昔からある症状に次々と新しい名前を付け、さも立派な病気みたいにしている医学界。ご苦労様ですね。
デンデンデデンデン、へバーデン。

6年半もほったらかしにしてました、このコーナー。
最近、ヘバーデンと診断されて悩んでる女性が多いようですけど、悩まなくて大丈夫です。
そのスノーデンですが、いえ、ヘバーデンです。エドワード・スノーデン氏は元NSA(国家安全保障局)の職員でした。

指の第一関節に問題が生じるこの症状は、圧倒的に女性が多いです。女性ホルモンが関係しているそうですね。判りませんけど。
それで、医者は治療法がないだとか、指をなるべく使わないようにしろだとか、大切にいたわってあげてくださいね、とか言ってるらしいですね。
アホか。私には治せません、って正直に言えばいいのに。
医学部へ2000万円も授業料を払って6年間も通ったのに教えてもらえなかったんですね。

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369

567をコロナとするかミロクとするかは迷うところですが、今日は正真正銘のミロクですね。
陛下のご結婚30周年にあたる本日は(202)3年6月9日、369なのでミロクの日です。
陛下は(199)3年6月9日にご結婚されていて、ミロクの日を選ばれているんですね。
ちなみに陛下がご結婚されたその日、ボクは田植えをしていました。

ついでにですが、ご結婚された369の日の(199)3年は元号ですと平成5年でした。
ご結婚30周年の369の日の今年(202)3年はこれまた令和5年でして、計算してやれることではないですね。おめでとうございます。
そういえば、うちもカミさんが生きていれば今年は結婚30周年です。それにボクは皇后陛下と同い年ですので、何だか今日もおめでたいのであります。

「567」part5

令和5年6月7日、567でコロナの日ですね。
今でも多くの人がマスクしてますけど、そろそろ終わりにしたらいかがでしょうかね。
それで、567はミロクでもあるんですね。
ナゼ567がミロクなのかは出口王仁三郎氏によるもので、詳しくはこのコーナーのアーカイブ2020年3月11日~8月18日まで、「567」のpart1~part4をご覧ください。

今年の天皇誕生日は西暦だと2023年2月23日で、0を考えないことにすれば223・223なので富士山・富士山でした。おめでたい。
翌日はロシアによるウクライナ侵攻で丸一年の日でしたけど。

元号に戻り令和5年5月5日、マッハゴーゴーゴーの日は信濃でオンバシラを曳いてましたが、石川県で震度6強の地震が起きてしまいました。

いよいよ567の日を迎えたわけですけど、
567=81×7
でして、81は日本の国番号であり、言霊を数に変換すれば“光”とか“未来”とか“人間”が81になるんでしたね。持ってますか?数霊辞典。
それで、問題は7です。アーカイブにも書いたと思いますが、過去6回の岩戸開きに失敗しているらしい人類に与えられた最後のチャンスが7回目とのことで、未来を糺すことができるのでしょうか。
もし神々がこの日を境にして本格的に動き出せば大自然にそれが現れるでしょうから、大地が揺れたり火山が噴火したりと人々にとっては大きな災いともなりますが、小出しにしていただければ幸いです。
とはいいましても、567をミロクの日と考えればおめでたいのであります。

白馬村で借家探し

昨年から長野県へはオンバシラ祭りで頻繁に通っているため、最近は信濃中毒の禁断症状に苦しむことはありませんが、どうしても我慢できず白馬村へ借家を探しに行ってきました。

我が家は恐怖の悲惨相続のおかげでほとんどすべての預貯金を税務署に取り上げられたため、白馬村に土地を買って家を建てるなんてことはできっこない状況なんですが、借家なら何とかならないもんかと思い、以前から顔を出している白馬駅前の不動産屋さんを訪ねてみたんです。

けど、その前に大出(おおいで)の吊り橋へ(写真 1)。

ここを毎朝ハチと散歩するのが夢なんです。
だから真っ先に吊り橋へ向かった…………のではありません。
我が家を5時00分に出発して、白馬村へ着いたのが8時20分。まだ村役場も不動産屋も開いてないので、大好きな吊り橋へ行ったわけです。
ここのところ、ボクは白馬村役場の総務課とさくら不動産と八十二銀行白馬駅前支店の常連客になってます。

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憑(たのめ)の里のオンバシラ 里曳き祭

隣接して鎮座する小野神社と矢彦神社はどちらも信州二之宮。
この地域を憑(たのめ)の里といいまして、5月3~5日に揃って里曳き祭と建てオンバシラをおこなうため、8本のオンバシラが神になります。
今回は小野にも矢彦にも参加する予定でして、初日の午前はまず矢彦神社一之御柱の曳行に向かいました。
集合場所では映画「六ヶ所村ラプソディ」の鎌仲ひとみ監督が待っててくださり、賑やかに曳行開始。
監督は3年前にここへ移住されていて、今や矢彦神社の氏子です。3月の山出しでも一緒にオンバシラを曳きました。
けど、一之御柱は曳き子が多すぎたため、四之御柱へ移動。こちらは曳き子が少なくて真面目に曳かないと動かないので楽しい。

午後からは小野神社一之御柱の建てオンバシラを見に行きました。
オンバシラの後ろ側に陣取って見ていると、諏訪や茅野の知人からボクたちに電話やメールがあり、
「あんたたちずーっとテレビに映ってるぞ。どうせ参加してるだろうと思ってたら、やっぱりいた」とか、
「テレビ観てますよー。山出しでもいっぱい映ってたので、今日も来てると思ってました」って。
テレビといっても諏訪地方だけのケーブルテレビですけどね。

2日目は小野神社二之御柱にべったり張り付いていたところ、曳行の途中で大変なことが起こってしまったんです。
えっ、マジっすか?

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